コロナ対策の政府の債務が増大してもインフレは起こらないと思っている。ケインズは供給量が需要量によって制約されると言っている。確かに、コロナ対策で外出が減り、社会の旅行・外食等の需要量が減っているのと同時に、規制により、供給量も下がっていている。その際に必要なものは、財政出動で、それに必要な国債を発行するので、問題は無いはずである。ただ、問題になるのが、政府債務の増加である。これが仮に日本だけに起こるのであれば、日本円の信用力が落ちて、円安になり、ハイパーインフレになる可能性があるが、アメリカもヨーロッパもどこも国債発行しているので、問題無しだと考える。